どたばた国際結婚 いざ嫁入り

いざ嫁入り⑦ 結婚誓約書にサインし、婚姻届を提出

投稿日:2015年8月31日 更新日:


*ミャンマー人の夫との出会って、はじめてミャンマーを訪れた日々を振り返るシリーズです*

ミャンマーへ行ってから2週間近く経って結婚誓約書を作りに行きました。
よく覚えていないのですが、私が持って行ったのは戸籍の写しと、それを英語にしたものだったと思います。
ゾゾが用意したのは、彼の証明書と、家族関係を証明する戸籍のようなもの、私たちがつき合っていた証拠となる東京での写真類、それから結婚式の招待状など。

結婚誓約書にサインするのはヤンゴンの裁判所。
その日の朝、ゾゾに「結婚のサインをする」などと言われて連れて行かれましたのでよく覚えていないのですが(^_^;

だから、よく「誰かの誕生日の日にしました」とか、「バレンタインデーの日に」とかロマンチックな考えはゼロ。
前々から頼んでいたブローカーさんから「書類がそろって、弁護士も待っている」と連絡がきて、急いで飛んでいった、という感じです。そういうやり取りが私の知らないところで進んでいて、急になにかが動く、ということがよくあるので、焦るんですよね。。。

書類は、この手の手続きに慣れたブローカーさんがすべて揃えていてくれました。
ゾゾと私のパスポート番号、住所、両親の名前などすべて書かれた誓約書ができていて、私たちはサインするだけ。
ブローカーさんにはもちろんお礼が必要になるのですが、ここぞという場面で、ブローカーがいるのといないのではスゴい違いがあるのがミャンマー。
とくにお役所関係の手続きは、格段に違います。
ふつうの手続きなら、手数料を払えばチャチャっと終わってしまう日本という国から来た人間には、信じられない世界。ですが、それがミャンマー。その辺は夫にお任せするしかありません。

さて、正式な誓約書のためには、立会人が2人必要ということで2名の男性がついてきてくれました。
会ったことがない人でしたが、ゾゾのお父さん方のお知り合いとか。
裁判所は、コンクートの事務所で、大きく年季の入った木の机が真ん中におかれていて、停電中だったので、窓からの弱い光の中で淡々と進められました。
当然教会などではないので、「 新郎は新婦を~ 病める時も 健やかなる時も~」といったやり取りはナシ。
私たちは、弁護士さんの前に2人並んで座らされ、カタくなったまま結婚誓約書にサイン。それで終了です。
まあ何とか区役所とか市役所で婚姻届を出すようなものですからね。

結婚誓約書の表紙

結婚誓約書の表紙

なんだかちょっとのどのあたりが苦しく、背筋が伸びるような気持ちになったのと同時に、結婚しちゃったんだ、という気持ちも。

とにかくこれで書類上はミャンマーでは結婚したことになり、私は、これに英訳をつけて、在ミャンマー日本大使館に届けると、日本で婚姻届を提出したことになります。

必要書類は:
1.婚姻届2部
2.戸籍謄(抄)本(日本人)
3.婚姻証明書(日本語訳も)← 裁判所でサインしたもの。
4.ミャンマー人配偶者の国民登録証(日本語訳も)
5.ミャンマー人配偶者の住民票(日本語訳も)

とりあえず、これで婚姻届が済み、ミャンマーに来た目的は1つ終了。
これからは結婚式の準備を進めていきます。といっても私もゾゾもなにもしないまま、誰かがやってくれていたようなものなのですけど(笑)

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今日子です ご訪問ありがとうございます

yaguchisan-nigaoe150似顔絵はやぐちゆみこさん作♡

このブログは、ミャンマー出身の夫ゾゾと、大学1年生の娘ダズィン、高1の息子トゥエとの日々をつづっています。日本人同士なら暗黙の了解でわかるようなことが、了解にならず、それってありえない!ということが日常茶飯事。そんな、外から見たら笑っちゃえるかもしれない話を書いています。 1996年ごろ住んでいたミャンマーでの出来事や、近年遊びにいった各地の様子もご紹介。これから旅する方の、ちょっとだけでもお役にたてれば幸いです。
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