今回の旅は、お義母さんの3回忌のお参りが大きな目的のひとつでした。
しかもタイミングよく、娘は高校を、息子は中学を卒業し、普通の春休みよりちょっと長い休みが取れると思っていました、が、フタを開けてみると、娘の大学の入学式は4月1日で、結局は2週間ちょっとしか取れなかったんですけど。
前日夜中の12時近くに実家について、荷物を家の中に運び、子ども達は、夫の妹さんのところに行きました。
妹さんのところは、エアコン完備だし、ガス湯沸器もありますから(^^)
私たちは、お義母さんと暮らした家で、今はお兄さんが守っている実家に。
いつも使っていたベッドはお兄さんが使っているので、ゾゾと私はピャーと呼ばれるシュロで編んだゴザを床に敷き、蚊帳の中で眠りました、が、かゆい!
やられました。
蚊?? も数匹入っていたと思うのですが、それより、この強烈なかゆみは…と思いながらも、疲れと暑さに負けて、私はねてしまいました。
そして翌日、今回の旅最初で最大の後悔と、ゾゾへの苦情で朝が明けました。
見るからに、南京虫に噛まれたあとが、両脚の指先からふくらはぎ、ふともも、首のあたりまで点々とついています。
1つ、2つではありません。
熟睡した私の足を、思う存分、かんだらしい痕です。あまりに醜いので小さいサイズにします。
これでも実は、かまれて4日たった写真です。なので落ち着いています。
蚊と違うのは、かまれた痕がキレイに1つずつではなくて、2つずつ赤い盛りあがりが見られること、それから、写真では側面ですが、ピャー(ござ)に密着しているところをブツブツやられていること。そのことから、南京虫と判断しました。もちろん蚊に刺されたあともありますが、ゾゾも、南京虫だ、と言いました。
しかもかゆみが、蚊よりも強烈。いくら掻いても痒さが増すばかりで、気が狂いそうになります。
というわけで今回かゆみの対応策に使ったのはムヒです。ムヒアルファEXのほうです。薬剤師さんに勧められました。→蚊・ダニ・南京虫対策
でもムヒだけでは、南京虫のかゆみをたえるのがつらいので、今回は抗アレルギー薬のタリオンを飲みました。
このタリオンは、以前娘が肌のかゆみやクシャミ、鼻水などのアレルギー症状で受診したときに、もらったものです。私も以前、内科でクシャミ・鼻水どめに処方されたことがあります。
もうこれしか残っていませんが参考までに。私は南京虫以外のかゆみの緩和にも飲んでしまします。
処方してくれた医師は、副作用もあまりないので、「ヤバいと思ったら飲んじゃうわ」とおっしゃっていました。
いいのか、悪いのかはわからないので、皆さんにオススメできませんが、超かゆい症状を、ぐっと軽くしてくれて、いままで南京虫に刺されたときよりかなり早く赤みがひきました。
ゾゾも、さすがにあちこち刺されていましたが、かゆくなさそう。虫に対する免疫力がミャンマー人は、日本人より高いです。
最近のホテルは、かなりきれいになっているので、南京虫も蚊もほとんど心配入らないと思います。映画館も大丈夫だと思うのですが、ちょっと埃っぽい、古くて、暗い環境の店や映画館や、ホテル類は、要注意です。お気をつけて。
楽しみにしていた3年ぶりのミャンマー初日は、南京虫な朝となりました。
★ミャンマーへの旅行の際の予防接種(狂犬病ワクチン、マラリア等)について、こちらでも書きました。大事な情報なので、ぜひ参考にしてください(ミャンマーファミリークリニックと菜園の会のブログ「MFCGミタァース便り」に飛びます)。
●海外旅行の際、狂犬病のワクチン、接種していますか?
●海外旅行の際のマラリアと、予防薬と虫よけ
![]() |
やっぱり私たち観光客が見た3週間のミャンマーは・・・この国のほんの一部、米粒大だったんですね(実感)。うわー、大変でしたねー、到着した晩からこれ(涙)。地元の生活に入ると、2016年現在でもこういう経験をするんですね。電車の寝台でもそうだと、つい最近記事で読みました。
私たち、本当にそんな経験しませんでしたから、わあー、日本と同じくらい快適じゃない!なんて思ってました。宿はちゃんと毎日掃除に入ってくれるし、そのサービス精神が日本人のようで、うううっ、ほんとうに心に沁みましたもん。やっぱりミャンマー、大好き!
なおこさん、大抵のところは本当にきれいになりましたよ。
だから南京虫の心配はないと思います。
これが実家だったので、ショック…。
やっぱりお兄さん1人で家を守っているので、突然泊まりに行った私たちは負担をかけたと思います。ゾゾは兄弟だからいいですけど。。。
ゴザは、ずーっと暗いベッドの下に保管されていたようなので、そこで虫がついたんでしょうね。
翌日から旅行に出てしまったので、その日が最初で最後でした…。