ミャンマーのみならず、アジアや、まあどこに行っても、まず避けたいのは虫さされです。
とくに、家中の窓という窓に網戸が設置されているという、まずアジアではあり得ない虫対策先進国(?)の日本から行った場合、ミャンマーに、虫よけ対策などほぼないに等しいことにがく然とするかと思います。
先日、蚊を退治するウチワ、という話しをご紹介しましたが、よくてそのレベルです。
昨今ではエアコンをギンギンに効かせているホテルや飲食店、ご家庭もあるので、そういう場所では蚊は1、2匹といったところでしょう。でも一般家庭やヤンゴンなど都市部をやや離れると、その限りではありません。
私がお手伝いしているNPOのスタッフの方も、ミャンマーでまずツラいのは蚊に刺されてかゆいこと。と、暑いことです。
現地報告がメールで届いて、「蚊に刺されてかゆい~」という1文を見る度に、自分までかゆくなってきそうなほど、お気持ちがわかります。
これからミャンマーに行かれる旅行者や駐在される方にオススメなのは、ちょっと荷物になりますが、蚊取り線香です。
現地でも売っているのですが、あまり効かない気がしました。
私のお気に入りはやはり金鳥の太巻き。長く持ちますし、けむりにもパンチがあった気がします。
しかしニオイなどにも好みがあるので、それはお好みで。
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缶に入っているのは長期滞在にはオススメですが、移動が多い旅行の場合は不向きなので、箱がいいと思います。途中でポキポキ折れてしまうのでジップロックなどに入れて持ち歩くとよいと思います。蚊取り線香を買うとついてくるV字のホルダーは絶対なくさないように。
火をつけても、もう必要がないと思ったら火がついた部分を折って、残りは箱、または缶、袋に保管しておきましょう。折れてしまった2~3センチの短い蚊取り線香でもV字ホルダーで使えば5分はもちます。現地で買えないものは大事に使いましょう、貴重です。
蚊取り線香は、殺虫剤なので、人体への影響もないとは言えません。
ミャンマー人の夫も「蚊がパタパタ落ちて死ぬということは、人間にも毒だということだよ。今日子は神経質すぎる」とよく言っていました。
それは蚊取り線香をカラダから離すことなく使う私自身一番わかっております。
煙だってしょっちゅう吸っているし、ときどき蹴飛ばしてスネとかにやけどをしたりしますから(苦笑)。
でも、多少寿命が多少縮まっても、あの痒みに比べれば、という感じです。
それからオススメは、蚊取り線香吊り下げケースです。
ヤンゴンのダウンタウンやショッピングモールなどを歩くときは必要ありませんが、いなか道を歩くときや、夕方に下水がむき出しになっている細い道などを通るときはホルダーが便利です。
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私は網戸もなく、集合住宅の1階、2階が生活の場所だったので、蚊の出入りが自由だったので、料理をつくっていても、テレビを見ていても、食事をしていても常に足もとに蚊がブンブン飛んでいました。テーブルの上でも、おいしいおいしいと食べながら、常に足を動かして、蚊が止まらないように苦心していました。しかも、蚊にさされたあとって、一旦収まっても、ほかの1匹にさされると前に刺された跡がぶりかえしませんか? 私はそれがひどく、常に片方の足でもう片方の足をポリポリポリポリ。冗談ヌキで、頭がどうにかなりそうでした。
というわけで、家の中をうろちょろするときは吊り下げケースに入れて。座っているときは足もとに置いておく、というなんとも面倒な蚊対策ですが、かゆみは耐えられないという方には絶対オススメです。