ミャンマー旅行の際の蚊対策で蚊取り線香をご紹介しましたが、直接肌につける虫よけも、私は必ず持って行きます。
去年は、東京でもデング熱が流行し、驚きましたが、ミャンマーでは、蚊が媒介する病気では、デング熱のほかに、チクングニア熱、マラリア、日本脳炎などがあります。
とくに5月~10月は、ヤンゴン市内でもデング熱の感染が多いと言われていますので、できれば肌を出さない薄手の長ズボンや長袖を着るのがオススメです。日焼け対策にもなりますので。
虫よけには、スプレータイプやスポンジで塗り付けるタイプなどがあり、お好みですが、私はスプレーで噴射したものが鼻や口、目に入るのがイヤなので、塗るタイプをよく持って行きます。
うす暗いところで腰掛けたり、夜間外出するとき、私はタメイン(腰巻)を足首までギリギリに伸ばして履いているので、足首から出てしまうところに塗って過ごします。
多少、つけないよりは効いているのかな、という感じがします。
虫よけスプレーやリキッドに入っている成分で蚊が嫌いなのはディートという成分で、その配合量で効果の持続時間が決まります。
私が持っていたのは6%。厚生労働相の資料(虫よけ剤ディートの毒性と安全対策)によると、5%で2時間、10%で3時間、15%で5時間、30%で6時間効果が持続するということ。日本の製品は薬事法で12%が最大とされているようで、比較的分量が少ないものが多いです。
肌への毒性は低いようですが、乳幼児への使用は使用上の注意をよく読んで使うのがよいと思います。
ヤンゴンなど都市部では、デパートなどでディート高濃度の虫よけが買えるようになってきました。人それぞれお肌の状態が違うので、一気に強いものを使ったりするのは避けた方がいいかもしれません。
ともあれ、ヤンゴン到着したその日などに虫よけを使いたくなることがありますので、現地で強いのを買うとしても、1本持って行くのがよいかもしれません。
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ミャンマーへの旅行の際の予防接種(狂犬病ワクチン、マラリア等)について、こちらでも書きました。大事な情報なので、ぜひ参考にしてください(ミャンマーファミリークリニックと菜園の会のブログ「MFCGミタァース便り」に飛びます)。
●海外旅行の際、狂犬病のワクチン、接種していますか?
●海外旅行の際のマラリアと、予防薬と虫よけ