老舗ホテルや外資系のラグジュアリーホテルがひしめく丸の内界隈に、2017年3月にオープンしたアスコット丸の内東京を、お友だちに連れられて、ぐるっと見せていただく機会に恵まれました。
大手町駅直結のショップやレストラン、オフィスなどが入っている複合施設ビル大手町パークビルディングの22階から29階のフロアにあります。22Fの、レセプションフロアは、天井が高くて明るく気持ちがいい空間です。
アスコット丸の内東京は、世界各国に100か所以上のチェーンを展開する高級滞在型ホテルで、サービスレジデンスとも呼ばれるホテルの最上級ブランドなんです。日本はもちろん、大手町エリアでは初のサービスレジデンスとなります。大きな特徴は、一般的なホテルのように、手厚いルームサービスなどがないかわりに、IH設備やお鍋、お皿まで揃ったキッチンやバストイレ、洗濯機など日常生活に必要な設備が充実。だから1か月など、長く滞在するビジネスマンはもちろん、ファミリー、旅行者に使い勝手がよいようなサービスを心がけているのだと、ご案内いただいた支配人の宮内立哉さん。
レセプションも静かで、多くの滞在客で賑わうホテルの雰囲気とは一線を画す感じ。着座でお客様をお迎えするのも、サービスレジデンスならでは風景のよう。
お部屋にも案内していただきました。もっともラグジュアリーな丸の内スイートは、3ベッドルームと、バスタブ付きバスルームダイニングルーム、キッチンというファシリティ。
基本的にアスコット丸の内東京はビジネスエグゼクティブ仕様なので、ライティングディスクも完備。Wi-Fi設備もあり、館内に会議室も用意されています。
アメニティグッズは私の大好きなロクシタン♡(アメニティは変更の可能性あり)
キッチンの設備はポット、コーヒーメーカー、電子レンジなどが揃います。
しかも特筆すべきはその見晴らし!大きな窓から、お濠に囲まれた皇居が眼下に。
晴れた日にはもちろん、富士山が見えます。
より普段のくつろぎにクローズアップした1ベッドルームプレミアは、畳の部屋を用意。リビングとしても、布団を敷いて寝室にすることも可能なつくりに。
ホテルと、滞在型レジデンスのもう1つの大きな違いは、ベッドルームとリビングがきっちり分かれていることだそうです。これもより暮らしの場に近づける工夫。また家族など複数人で使うこともあり、部屋を分けてプライベートスペースを保ちやすくしているというのもあるようです。
キッチン設備も、IHクッキングヒーター、鍋、フライパン、鍋つかみやフライ返しなどフル装備で、大型冷蔵庫、食器、洗剤、スポンジまで揃っている! 自宅のよりも使い勝手がよさそう♡
旅先や出張先で、気兼ねなく生活するように滞在できるのが魅力。食事も外食ばかりでなく、食材を買ってくれば自宅にいるのと同じようにバランスのとれた食事が作れるのも嬉しいですね。
部屋と部屋の間にコネクティングスペースを設けることで、ファミリー用、ビジネス用など部屋を用途別に分ける、2家族で分けるといったことも可能。
2人で滞在するなら、1ベッドルーム54平米の1ベッドルームデラックスも素敵なつくり。
ベッドルームとリビングを仕切っても、圧迫感がないように仕切を格子戸風に仕立てています。アスコット丸の内東京のデザイナーはシンガポールの尖鋭デザイナーが手がけているそうですが、和の雰囲気を取り入れながら、欧米人やアジア各国の人にも使い勝手のいい作りに。
客室のほか、ホテル内には、宿泊者だけが利用できるトレーニングジムとプールがあります。充実の設備と抜群の眺望!
空との一体感を演出した一部ガラス張りのインフィニティプールも、丸の内のビル群や屋外の緑、空の青を反映して涼やかな趣。
女性用更衣室やシャワールーム、上質感漂うパウダールームも完備。優雅なひとときを過ごせそう。
ビジネスエグゼクティブのみならず、エレガントに過ごしたい女子旅も、まさにぴったりなレジデンスです。グループでシェアすれば、リーズナブルに利用できますし、ケータリングもOKということなので、特別なパーティーなどにも利用することもできそう。ファミリーなど大人数での旅行や、親しい仲間で滞在し、同じ部屋にいながらベッドルームを分けて過ごすことができるので、使い方、楽しみからはいろいろ考えられそう。
宿泊料金の目安は1泊の場合3万円代後半から。1カ月の場合45万円から。シーズンによって大きく異なるので詳細はお問い合わせを。アスコット丸の内東京
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