首都圏から一番近いリゾートアイランド、初島で漁師の丼合戦に参戦してきました。初島のある伊豆半島は暖流のおかげで年間をとおしてとても穏やか。2月上旬のこの日は晴天にも恵まれて、初島への高速船イルドバカンス号が発着する熱海港では、すでに桜もきれいな五分咲き。気持ちもすっかり春めきました。
初島は、熱海定期線乗り場から高速船でわずか30分です。この日は平日にもかかわらず11時55分発のイルドバカンスプレミア号は結構な人がいましたよ。
遠くから見ると、ヨーロッパのリゾートのような温泉街のを見送り、飛びかうカモメたちにエサ(かっぱえびせん)をあげて記念写真を撮っている間に、もう海に浮かぶ初島が前方に見えてきます。
振り返れば富士山とカモメと海というインスタ映え間違いなしの風景デス。
初島のゲートをくぐると右側に4軒、左手に進むとお土産干もの「やまさ」さんをはじめ、ずらっと漁師さんが営む食堂が並んでいましたよ。
今回のお目当ての「初島漁師の丼合戦」は、島内の17の店舗が、漁れたての地魚のほか、イカ、サザエ、伊豆の名産野菜アシタバなど地元食材を使った自慢の丼(どんぶり)をふるまう、毎年恒例の人気グルメイベント。
今年で8回目となる丼合戦は、2月3日(土)から3月16日(金)。この期間は定価よりお得にクルーズと丼が楽しめる「丼合戦券セット」があるので、こちらを利用(詳細は記事の下をご覧ください)。ミールクーポンを握りしめて、さてどの丼を食べようか悩みました。各店丼自慢海鮮メニュー
お腹のスペースが許せば2杯でも3杯でも食べたいものですが、丼はボリューミーなので、悩みに悩んだ結果、決めました!
⑨中石亭さんの日替わり漁師丼! ポイントは日替わりネタ7種類というところ。
同じ船でやって来た旅行者の皆さんが狙いを定めたお店に行くので、いくつかの食堂はは満席で扉の前で列ができているお店も。期待が高まります↑↑
中石亭さんも、満席で10分くらい外で待ちましたが、それもおいしい丼をいただく儀式。待っている間にも店先にある生け簀から店主さんがサザエを取り出すひとこまも。ホントに新鮮なんですね~
一組さんのお食事が終わって、いよいよ店内に~。日替わり漁師丼をお願いしました。
ご主人と奥様2人でやっていらっしゃるような家庭的なお店です。待つこと10分ほどで来ました♡ ツヤツヤ新鮮な海鮮盛りだくさんの漁師丼!
本日の具材は、トビコを散らしたイカ、マグロ、甘エビ、メジナ、なめろう、たたきマグロ、タマゴ。
メジナは温暖な海流に恵まれた初島周辺で釣れる魚で、釣りをやる人もメジナを目当てに初島に来る人も少なくないとか。甘みがあって弾力のある歯応えがいい! なめろうはアジを使ったものでピリッと辛味がおいしい。イカもポリポリ、ミソの味もフレッシュな甘エビなど、種類豊富にいただきたい人には、グッドチョイスになるはず。
一緒に行った知り合いは、初島でしかいただけないアシタバを使ったアシタバ丼(⑧みやした)を、イカ、地魚を生姜ネギであえた丼(⑬なかの2)をいただき、それぞれ大満足だったとか。アシタバ丼は、ちょっと苦味のある野菜で、セリにもにた様な風味が美味だったそう。次回食べてみたい!
初島漁師の丼合戦、食べたいものがたくさんあるので、2度3度訪れていろいろと食べてみたいなあ。家族も伊豆が好きでよく来るので、新しい楽しみ方が加わりました♡
初島には、漁師丼のほか、海を眺める露天風呂がある温泉、グランピング、命綱をつけてのスリリングなアスレチックなどが揃った「初島アイランドリゾート」があって、日帰りでも、泊まりでも、カップルでもファミリーでも、友だちどうしても、といろんな楽しみ方ができるんです。
スリリングなアスレチック、SARUTOBIは子どもさんからシニアまでOKというので、私もチャレンジしてきました~。これもまたブログでご紹介します!
初島漁師の丼合戦詳細
■開催期間
平成30年2月3日(土)~3月16日(金)
※食堂街の営業は11:00頃~15:00頃
■開催場所
静岡県熱海市初島
■参加店舗
初島区事業協同組合加盟の食堂街16店舗
および初島ピクニックガーデン (合計17店舗)
熱海港からの往復乗車券と、好きな店舗での「オリジナル丼」のミールクーポン(1,200円分)がセットで、大人:定価 3,410円⇒3,280円、小人:定価 2,310円⇒2,240円。
チケットは熱海港(または伊東港)の初島航路乗船窓口にて購入できます。富士急トラベルのウェブサイトからも購入可能です。