ヤンゴン ミャンマー旅行 家族ルポ 2016年3月

ヤンゴン空港に到着 入国審査と荷物カートとポーターと

投稿日:2016年5月18日 更新日:


ソウルのインチョン空港から、およそ6時間で、ヤンゴンに到着します。

機内では食事を取りつつ、樹木希林さんの映画『あん』と、チリ鉱山落盤事故を映画化した『チリ33人 希望の軌跡』を見る。アントニオ・バンデラス、出てます♡

飛行機が下降しはじめて、ヤンゴンの町のあかりがチロチロしはじめると、ああああヤンゴンだ、帰ってきた…といった気分になります。
ただ、6年前にお義父さん、3年前にお義母さんが亡くなってしまったので、とてもさみしい。

着陸態勢につくと、みんなソワソワしはじめて、機体が止まると競うようにカチャッとシートベルトを外し、降りる準備をします。
大抵は、「まあ、最後に降りてもいいよね」というスタンスの私たちですが、ヤンゴンでは別。やっぱり早く降りたい。入国審査の列に早く並びたいからです。
大韓航空の便は140人弱の乗客が乗っていて(たと思う)、その人数に対して、ミャンマー人には2カウンター(かな?)、外国人には4カウンターしかありません。しかも手作業で何か書いたり、スタンプを押したりするので、時間がかかります。

なので、長い列ができるから、早く列に並びたい。それに、ゾゾが車で迎えに来てくれるはずで、でもゾゾは運転できないので家族の誰かが車を出してくれているはずなので、あまり待たせたくないからです。

息子とガシガシ早歩きして、ずいぶん早く着いた気がしましたが、前から6番目くらい。
それでもいいほうか、と思ったものの。。。4列が、うしろからジワジワ割りこんできた観光客で5列になり、6列のようにも見え、しまいにはどこが列なのかわからなくなる始末。無題
こういうところでは遠慮するな、とゾゾがいれば負けずに前に進むでしょうが、私はどうしてもできません。後ろにも並んでいる欧米人風旅行者の顔も「え? どういうこと?」と焦っているのがわかります。
あああ、ミャンマーは好き、だけど、こういう場は好きになれません。
しかも、割込も好きになれません…(汗) 各国の方に東京の電車のホームをまねしていただきたいっ(笑) 日本にもありますけどね(苦笑)

それでも30分(!)ほど待って、私たちの番です。しかしもう後ろには2人か3人しかいません。最後の方ですよ、あんなにガシガシ歩いたのに。並んでいた列では割込5,6列目が増えに増えてラチがあかず、係員さんの誘導で、ミャンマー人コーナーへと送られました(T_T)

入国審査というのは、悪いことしているわけではないのに、ドキドキします。しませんか?

特に20年近く前は、あの書類がない、とかタバコはないか? とか聞かれたりして、ハラハラしたために、トラウマになっています。不備が発覚すると入国または出国できない。はい、出国できなかったことがあります。ゾゾが、「休暇許可証」というものを持っていなかったため、出国できず、家族と帰国できず、チケットももちろん買い直し。そのときまだ下の子は3歳くらいで、娘は6歳。大変な思いで帰国したわけですが、当のゾゾは、妻子抜きで羽を伸ばしたそうで、「お金はかかったけれど超楽しかった!」と。どの口がいっているんでしょう。

というわけで、ドキドキしていましたが、珍しく入管の担当のおじさんはにこやか(普通入管の人はにこりともしない)で、「Travel?」と聞いてくれました。意外な展開に、うれしくなって、「Yes, Yes」。人とは現金なものですね。

以前は、役人と話すときは、ミャンマー語が話せても、英語で通せ、とミャンマーの親戚に言われました。ヘタクソなミャンマー語で話すと、軽く見られるからだそうです。

荷物も無事揃いました。高1になる息子は、夫に代わって、荷物のレーンを走り回って大きなスーツケースを4つも5つも下ろしてくれました。頼りになる~♡ そして、空港外へ。ゾゾも来ていましたよ。

P1380031#2--

ここで、いつも緊張するのが、ポーターくんの存在。

うちは息子が荷物をカートに載せてくれて、手助けも入らない状態なのだけど、ポーターくんたちが、すきあらば、とやってきます。皆さんも、経験がおありかもしれません。

手助けが不要なときは、「No thank you」とはっきり言うことをオススメします。

しかしポーターくんたちは、ついてきます。なぜかというと、カートから荷物を下ろし、車に乗せる瞬間があるからです。一瞬のうちに、スーツケースを持ちあげ、車に乗せ、チップを求めます。このときは4コのスーツケースで、2人のポーターくんに5000チャット渡したと思います。今、2000チャットとかでは「安いよ」と文句言われるのだそうです。

↓空港の建物の外、バスや自家用車をつける場所です。熱気がもわっとして、最初にミャンマーだ~!と感じる場所です。案外好きな場所です(^^)

P1380029#2今回、迎えに来てくれていたのは、ゾゾの下の妹さんの19歳の娘ちゃん。

なんと、超ミニのワンピースに、ホンダのセダンを飛ばしてきてくれたのです。目立つ目立つ。空港のお兄ちゃんたちも、チラチラ見ます。茶髪だし、お化粧もバッチリだし。でも話すと、3年前のカワイイ姪っ子ちゃんです。

さて、空港をあとにし、ヤンゴンのお兄さんが待つ実家へ向かいます~

ブログランキング・にほんブログ村へ

-ヤンゴン, ミャンマー旅行, 家族ルポ 2016年3月
-

執筆者:


  1. なおこ より:

    ゾゾさん、ロンジー姿ですよね?
    ちゃーんと見せてくださいよー、全身!(笑)
    本物ミャンマー人の本物ロンジー姿を!!!

    • 今日子 より:

      なおこさん
      はい! ロンゾゾです(^o^)
      わわ、確かに腰まででしたね、全身ショット、もう少しお待ちください!

comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

ヤンゴン~バガン 車やバス旅でのロンジーと得度式

ヤンゴン~バガンの旅、休憩のドライブインから出発します。メイッティーラ(Meiktila)からバガン(Bagan)まで、今回、車では2時間半~3時間程度かかりました。 義弟さんが、頑張ってくれました。

ヤンゴン到着初日、まさかの南京虫 かゆみ止めにはコレ

今回の旅は、お義母さんの3回忌のお参りが大きな目的のひとつでした。 しかもタイミングよく、娘は高校を、息子は中学を卒業し、普通の春休みよりちょっと長い休みが取れると思っていました、が、フタを開けてみる …

ミャンマーレストラン 水に浸かった湯のみの使い方

ミャンマーのレストランやカフェで、テーブルの上に置かれたおけに湯のみ茶碗が入っているのを見ることがあると思います。おけの中の水は、たいてい汲み直したきれいな水で(たまに烏龍茶とかで汚れているのでよく見 …

花香るミャンマーのドライブ

ヤンゴンの家を出て、バガンに向かいます。運転してくれるのは義妹のご主人、ウーティントン。商売も忙しいのに、せっかく家族で遊びに来たのだから、と車を用意してくれて、運転も買って出てくれて、頭が下がります …

ヤンゴン~バガン 285マイルのパーキングで お茶休憩

115マイルのハイウェイパーキングを出発し、また4~5時間走ったところで、お茶休憩。一般的なバスの旅でも、115マイルと、285マイルのメイッティーラ(Meiktila)の2箇所でトイレ休憩があります …

このブログの管理人



このブログの管理人:

今日子です ご訪問ありがとうございます

yaguchisan-nigaoe150似顔絵はやぐちゆみこさん作♡

このブログは、ミャンマー出身の夫ゾゾと、大学1年生の娘ダズィン、高1の息子トゥエとの日々をつづっています。日本人同士なら暗黙の了解でわかるようなことが、了解にならず、それってありえない!ということが日常茶飯事。そんな、外から見たら笑っちゃえるかもしれない話を書いています。 1996年ごろ住んでいたミャンマーでの出来事や、近年遊びにいった各地の様子もご紹介。これから旅する方の、ちょっとだけでもお役にたてれば幸いです。
コメントもお気軽に書いていただけると嬉しいです。
詳しいプロフィールはこちら→はじめまして

お問い合わせ、メッセージはこちらからメールフォーム

↓ブログ更新のお知らせが届きます(^^)

サイト内を検索


サイト内を検索

サイト内を検索

facebook

更新をお知らせします。 ↓ 「いいね」をお願いします(^^)

facebook

よく読まれている記事



よく読まれている記事

よく読まれている記事

カテゴリー



カテゴリー

最近の記事



最近の記事