インドネシアにある世界遺産のボロブドゥール、カンボジアの世界遺産のアンコールワットと並んで世界三大仏教遺跡と言われるミャンマーのバガン遺跡。
広い平地に点々とレンガのパゴダが散らばる風景が、夕焼けに染まるときは本当に息を飲む美しさです。
私がバガンに行ったのは、1995年と2000年くらいだったか。
初めてのときはゾゾの幼なじみの男の子が運転するバンで行きました。
私はミャンマー語がまだわからなくて、「バガン、バガン」というから何かと思っていたら、「明日バガンに連れて行って上げる」と言ってたんですねえ。
近所にでかけるような気軽さででかけたら、延々と走る旅で、死にそうになりました。
道のりは長いし、道路は今ほど舗装されてなくて、いつ車がエンコするかびくびくしていました。
20年も前の事で、しかも、ミャンマー人向けの宿に止まったので(というかもしかしたら、知り合いだったかも。。)電気はなく、お宿の水瓶の水で水浴びをしたし、エアコンはないし、外は暑いし、パゴダも熱いのにゾウリを脱がないと行けなくて(^_^;
バガンを回る足はバンなのですが、そのほか公共の乗りものは馬車。あるいはサイカー。タクシーはなかったような…。
でも、今は、スクーターという楽しい移動手段があるそうなんです!
ミャンマーつながりで知り合ったお友達が、ご家族でこの7月にミャンマーに行き、最新情報を寄せてくれました(^^)
なおさん、ありがとうございました!
写真も掲載OKということですので、シェアさせていただきます。
まずは気になる洪水のことをうかがいました。
「バガンは雨季知らず、と聞いていましたが、今年の雨量は例年以上らしく、バガンでもかなりの夕立があったり、夜は雷雨も。
雷雨が来る前にあえて停電にさせるんでしょうかね? ショートしないように。停電経験も久しぶり。
まさに北西の海岸沿いが洪水で困っていたときに、川も増水により、オールドバガンとニューバガンの間の川は溢れて水浸しになっていました」となおさん。
「いかだの写真はオールドバガンとニューバガンの間の川です。さすがにいかだは住民の移動手段でしたので、私たちが乗ることはありませんでしたが、その場の雰囲気もそれほど困った感じではなくて、ああー濡れちゃうよー、でもまあいいか!的で(笑)ほのぼのしてました。昼間明るいときには、そこで子供たちがうれしそうに泳いでました。彼らにとっても珍しいんですね。
川の湿地帯に住む人たちや牛たちもこちら側に避難していました。避難してきた子供たちを教える学校も寺院内に見かけました(ガイドさん説明)。学校からは元気な子供たちの声が聞こえていました。わずかながら洪水被害に遭った方達への寄付もしてきました。どこへ行っても、みんなが寄付を集めていました。どうか避難された方たちが一日でも早く、落ち着ける場所を確保できますように」。
洪水に負けず、頑張って生活しているミャンマー人の人たちの様子を教えてもらって、少しほっとしました。
それからびっくりしたのと同時に、次回はぜひ使ってみたいと思ったサービスが電気スクーター!
私たちがバガンに行ったときは、暑くて、自転車など論外!だったのですが、ヨーロッパからの旅行者らしき人たちは、一生懸命自転車をこいでいたのを思い出しました。
でもスクーターなら私も乗りたい~♡
なおさんは「バガンでは一日はガイドの方と車で有名なパゴダを回りましたが、それから2度程電気スクーターを借りて自分たちで回りました。これには子ども達が大喜び。ホコリだらけ、汗だらけでバガンを満喫しました」とのこと。
これは楽しいですね~。来年の春には行こうと思っているのでぜひぜひチャレンジしてきます!
現地の人たちとの時間もステキだったようですよ。
「バガンでは宿の前の道で、夕方になると青年たちがサッカーを始めるので、見ていた次男が一緒にプレーしてました。言葉なんか通じなくても仲間に入れてくれる心の広さ。テレビやパソコンに向かうのでなく道でサッカーする青年たち(おそらく17、8歳ってとこかな?)。もう最高ですよ、この国!」
ホテルの情報もうかがいましたよ(^^)
すっごくオシャレですよね↓
「これはバガンでお世話になった宿。Bagan Nova。アゴダでマンダレーから予約したら、カード決算でオーケー。ドミトリーより安かったですよ。
ここのスタッフもまた親切で、快適。こちらでレンタルしたスクーターが1日1台5000チャット。
ちなみに最近NHK Worldで、飛騨高山辺りを自転車で回るツアーをやっていて、それもいいなー! と思っていたら、レンタサイクル(ヘルメット保険付き)の3時間半のツアーがひとり7300円!?
この物価の差に驚きました。もちろんバガンのレンタルバイクはヘルメットなし、保険なしですよ(笑)。
でも電気なので、静かで、臭くないし、最高です!」
なおさん、貴重な旅情報ありがとうございました。ご紹介できるお話しをもっともっとうかがっているのでまた次回をお楽しみに!
これからバガンを回る予定の方、ぜひぜひスクーターで回ってみてくださいネ。
訪ねたら、ぜひ情報をシェアしていただだけるとうれしいです(^^)
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