ゴールデンウィーク最終日は、東京で暮らす、ゾゾの幼なじみの娘さんピョワちゃんの家にお邪魔して、ミャンマーの家庭料理をいただいた。家から自転車で「すぐだ」というのでゾゾの後に着いていったら、結局40分程度のサイクリングに(;´Д`)
ミャンマーの古都マンダレー出身のお嬢さんは、日本で語学学校と大学を卒業し、4月からシステムエンジニアとして勤め始めました。練馬のアパートには、親戚のお嬢ちゃん1人とお友だち1人の3人で同居。出窓に、コンパクトな仏壇がありました。ミャンマーから持ち込むと、ヤンゴン空港を出国する際にチェックされることもあるということで、鎌倉で購入した大仏さまが納めてありました。
家庭の味チャーザンチェッとナンジートウ
GWの貴重なお休みに、ゾゾと私に振るまっていただいたのは、ミャンマー人が好きなチャーザンチェッとナンジートウという麺料理。
まずは、チェッターチャーザンチェ。チェッターというのは鶏肉の意味。チャーザンは春雨。チェッというのは煮込んだもの、という感じ。
チャーザンチェは、骨付きの鶏を煮だしたスープに、湯葉、キクラゲ、シナチクなどを入れて煮込んだ具だくさんのスープ。
たっぷりめのナンプラーと唐辛子というシンプルな味付けですが、香草(パクチー)とレモンを加えると、あっさりピリ辛、その上コクも楽しめる美味な逸品です。香草の風味も抜群。
【作り方】直径30㎝くらいの鍋使用。骨付きの鶏肉で出汁を取り、鶏を取り出す。スープに水で戻したキクラゲ、湯葉、シナチク、ウズラの卵、取り出して肉をほぐした鶏肉を適量を入れて煮込む。油にニンニク、一味唐辛子、ナンプラーを入れて熱したものをスープに注ぎ完成。
ナンジートウッは、「ナンジー(太いうどん)」をトウッした(和えた)もの。
代替に日本のうどんを使い、チャーザンチェで出汁を取った鶏の肉の残りと、唐辛子、きな粉、レモン汁、塩で味付けたもの。おいしくて、「もうお腹いっぱい」と言いながら両方を完食してしまいました。ゾゾに至っては大盛のお替わり。
セモリナ粉で作るサヌマキンは、超定番デザート
ピョワちゃんのお友達で、ミャンマー南部の街ベイ出身のミゲちゃん手作りのサヌマキンも絶品。
サヌマキンは、ふつうセモリナ粉とココナツミルクで作るのですが、ミゲちゃんはここにタピオカをプラス。甘すぎず軽い仕上がりで、パクパク サジが進んでしまいました。
作り方は、炒ったセモリナ粉に豆乳を入れて水分がなくなるまで煮て、砂糖で適度に味付けをし、茹でたタピオカを混ぜ、オーブンで15分くらい焼いて完成。ああ美味美味。
食事のあとは、もちろん永遠にゾゾのおしゃべりが続きました。優しいミャンマーのお嬢さんたちが「久しぶりに会ったのだからゆっくりしていってください」と言ってくれるのでしゃべり続けるゾゾ。少なくとも3時間は独擅場で、笑いを振りまいていました。
ゾゾにはふるさとの味とおしゃべりで、大いにストレス発散となった休日だったようです。もちろん私もおいしくて幸せでした♡