ミャンマーにいたころお母さんや妹のエーちゃんに教えてもらった料理をときどき作ります。
ミャンマーの家庭で食べる料理はインドのカレーと中国料理の煮物がちょうどミックスしたようなものだなーと、常々思っていますが、食べたことがある方、いかがでしょう?
とくに好きだったのは、豚肉を角切りにしたものを、ニンニク、しょうが、玉ねぎをよく炒めたタレで煮込む「ワターヒン」というもの。ワターはミャンマー語で豚、ヒンはおかず、を意味します。
煮込みの料理は基本的にニンニクと生姜、玉ねぎがベースになっていて、そこにとうがらしやマサラ、ウコンのパウダーなどを混ぜ、塩、ミャンマーのしょう油などで味をつけていきます。
ちょっと本日のカレーは煮込みが足りなかったので、肉にも味がしみ込んでいませんでした(-_-)。
赤いのはトマトの角切りを入れて煮たためです。
子どもも食べるのでとうがらしも少なめなので、色も白っぽく、あまり食欲をそそらない感じ。ミャンマーのレストランなどで食べると赤っぽいというか、茶色っぽくなっていて、油が浮いています。それがミャンマーの人には「おいしそう」なんです。
はじめてミャンマー料理を見る人は「うえ~油がいっぱ~い」と引いてしまうことも少なくありませんが、実はその油は香味野菜のうまみがぎっしり詰まっていて、ミャンマー人はその油だけでもご飯をペロリと食べてしまいます。
私は油を少なめに使ってしまうので、いつもゾゾに油が少ない、と文句を言われてしまいます(^_^;
一緒に盛りあわせたのはキャベツの炒め物。
油に、ニンニクのみじんぎり1かけ分を入れて炒めた油でキャベツを炒めて塩、胡椒、しょう油をふっただけ。簡単なのですが、これがおいしいんです(^^) ミャンマーのカレーにぴったりマッチします。
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