両国に行く用事があって、地元の方イチオシの和菓子屋さん「とし田」で和菓子を購入。夕食前に、会社から帰ってきた夫ゾゾと味わいました。以前、ミャンマーから帰国して飯能市で両親と同居していたころ、市民講座でお茶の作法を習ってから練り切りにハマり、ときどき買っては濃い目のお茶とともに楽しんでいました。
食べながら
ゾゾ 「和菓子とお茶の組み合わせは最高だな」と満喫。
私 「ホントおいしいよね。ねえ、ミャンマーで、絶対合う組み合わせのお菓子ってなんだろうね?」
ゾゾ 「紅茶とイチャクエかなー?」
イチャクエというのは、中国から入ってきた(と考えられている)長いドーナツみたいなもので、ミャンマーの喫茶店では、朝食やおやつで、確かにテッパンの組み合わせ。
濃いめに出した紅茶にコンデンスミルクと砂糖をたっぷり入れたミャンマーの紅茶。ここに、アツアツ揚げたてのイチャクエをひたして食べるのは本当においしい。確実に太る組み合わせだけどやめられません。ミャンマーに行ったら、喫茶店でぜひ試してみて。お店によってイチャクエも紅茶も味が違うので、好みのお店を探してみて。
私たちのお気に入りは、家があるSanchaung(サンチャウン)Township のPadonmar Street にあるShwe Myo Taw restaurant.
ここは、インド料理のお店で、朝から紅茶やイチャクエのほか、絶品ヤギのスープなどを提供していて、いつも混雑しています。お近くに足を運んだときはぜひ試してみて。
和菓子と日本茶、というその国ならではの組み合わせでいうと、私はイチャクエと紅茶というより、ふだんミャンマーの家庭で飲む烏龍茶と各地のお菓子が、合うなあ、と思う。写真が見つからなかったのですが、ミャンマー南西部のパテインPathein(ပုသိမ်မြို့)という町の名物で、米の粉を油で練って作るピーナツバターのような「ハラワHalawa」や、マンダレーMandalay(မန္တလေး)の名菓で「月のお菓子」と言う意味の「ラーモン」などは、すごく甘いけど、苦味のある烏龍茶と絶妙にマッチ。私はミャンマーで育ったわけではないので懐かしいというのは合わないかもしれないけど、郷愁をそそられるお菓子です。特にラーモンは、2000年の頃、2週間近くお世話になった友人家族がいて、いい思い出があるので、食べるとマンダレーの人たちの笑顔が思い浮かぶ。またのんびりマンダレーで過ごしてみたいなあ。
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