ミャンマー料理・食べ物

高田馬場 油そば力で油そばとミャンマー風ビーフンを食べる

投稿日:2017年12月22日 更新日:


ゾゾの友人2人がミャンマーから日本国内の旅行に来て、東京滞在中、数日わが家に泊まって賑やかな夜を過ごした。2人はかつて長く日本で暮らした経験のあり、当時から日本で頑張っているミャンマー人の友人が高田馬場に油そばの店を開いて大繁盛しているというので、訪ねてみた。

高田馬場の早稲田口を出て、左側に歩いて行いて1、2分。右手に西友が見えると、細い通りを隔てて並びにある、早稲田通り沿いのいい場所!

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お店にかかる看板は全部日本語。ミャンマー人ご夫婦がやっているのだけれど、ミャンマー料理のお店ではなく、「油そば」専門店というのがウリ。5年前に、ラーメン店激戦区の高田馬場に開店したとき、油そばの店がなかったので(実際は1軒ぶぶかさんという店があったけれどその後撤退)、油そばで勝負しようと決心して開いた店なんだとか。今は高田馬場=油そば=力 と言われるほど、人気があるそう。

P1070598とはいえ、土地柄ミャンマーの人ももちろん多々来店するのでミャンマービールもあるし、ミャンマーお袋の味ともいえるジェーオー・チャーサンチェ(ミャンマー風汁ビーフン)も食べられる。

特注の極太もちもち麺がクセになる 油そばしょうゆ

「油そば力」の自慢メニューはもちろん「油そば」。なかでもしょうゆ(並盛790円)がイチオシで、大人気。具はたっぷりのチャーシュー、ネギ、メンマ、水菜。

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このコシのある麺を見て! 器の下の方にしっかりめの味の醤油のタレが入っているのでガシガシかき回して食べるのが、よりおいしく食べるポイント。

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P1070579プラスの味付けは、テーブルに備え付けのラー油、お酢、タマネギ、ガーリック唐辛子、柚子胡椒など。

P1070583タマネギのみじん切りもたっぷり。

P1070551ガーリック唐辛子は、女将さんの手作り。めちゃめちゃオイシい。「最近は日本人のお客さんも辛いのが好きな人がいるので、結構喜ばれます」と女将さん。

P1070553もっと辛いのがほしい時は「青唐辛子をどうぞ」ということ。

都内屈指のラーメン激戦区「高田馬場・早稲田エリア」編集部が選出した18店舗で年末まで実施しているスタンプラリーに参加しているそうなので、ぜひ「油そば力」でも食べて、プレゼントに応募してみては?
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朝から晩まで働くミャンマーおしどり夫婦の手料理

油そば力のオーナーは、アウン・アウン・ラインさん。女将はチョウさん。油そばにかける思いは強く、先にも書いたが麺は、自分が納得できる歯応えや味をオリジナルで製麺店に注文して作っている。チャーシューや、メンマも自家製。私たちがいる間も、話をしながら大きな鍋でチャーシューを煮込んだり、「次はメンマの味付け」といいながら、手を休めることがなかった。もちろん先ほど紹介した薬味などもそう。ホントに味にこだわるご夫婦。だからこそ、高田馬場のラーメン店は3か月で撤退してしまうことが多いなか、5年間続いていて、しかも口コミで日本人のお客さんも、ミャンマーのお客さんもジワジワ増えているそう。

P1070591旦那さんは、ゾゾが初来日したのと同じ頃、30年ほど近く前から日本で働いていて、チョウさんとも日本で出会って、今お子さんは中2と小学4年生。公立の学校へ通っているが、ミャンマー語は99%わかるという。うちの子たちは、ミャンマー語ができいないのでうらやましい。だた、お子さんは生まれたときから日本育ちなので、こっちの暮らしが清潔で便利、ということで気に入っているそう。ただ、ときどきミャンマーに帰ると、同じくらいの親戚の子ども達はみなミャンマーのインターナショナルスクールに行っているので英語がペラペラ。同じ年齢のチョウさんの子ども達は圧倒されるのだとか。ミャンマーでは裕福なご家庭の子の多くがインターナショナルスクールに通う。ミャンマーの教育熱は高いのです。チョウさんご夫婦も将来のためにと、日本のインターナショナルスクールの先生を家庭教師として来てもらっている。しかもお父さんお母さんは毎日11時から23時までお仕事。頑張ってるー!

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忙しいのに笑顔を絶やさないお二人の料理を味わいながら、カウンターに張られたメッセージを読んでみる。油そばのお店で、ミャンマーのソウルフードのビーフンを紹介してみたい、そして作ったのが油ビーフンと汁ビーフン! これはぜひ食べないと!

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ミャンマーのソウルフード! 汁ビーフンをいただきます

ビーフンのスープは、ミャンマーの家庭でも作るし、専門店、屋台などでも食べられる。鳥や牛、豚などのだしや、上にのっている具を添えられた唐辛子ソースなどで食べる。ミャンマーの人ならモツや豚の耳、レバーをのせて食べるのだが、私は肉団子だけにしてもらった。そういう自由が効くので、もし訪ねたら何があって、何が除けるのかなど、聞いてみてね。その点ミャンマーの人は注文に慣れているので「あれを入れてくれ、あれは入れてくれるな、麺は硬めで、いや軟らかめで」とこだわりがあって大変だとか笑

P1070564汁ビーフン、鶏がら味で、ほどよい塩味。ビーフンもかなり入っていたが、さらりと食べきってしまった。飲み会のあとのしめにも、かなりオススメ。

おもしろいのは、細いビーフンと太いビーフン、2種類が入っているところ。でもまあこれも、細いのだけがいいといえば、そうしてくれるし、太いのがよいといえば、そうしてくれる。自由度が高いのがいいところ。

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メインは油そば。でも、高田馬場には、ミャンマーの人も多いので、ふるさとの味も用意。この汁ビーフンをはじめ、水餃子や豚足、豚のミミの「ミミガ」などもあるので、ミャンマービールのつまみに、というのもあり。

P1070604豚足大好物のゾゾのために、お土産に。(案の定、2袋あったのを「ふるさとの味だ!」といって、一度で全部食べてしまった↓)
P1070618全メニューはこちら↓

P10705551Fは、カウンター席プラス、奥に4席のテーブル席があり、地下にも6席あって貸切も可能。テーブルのレイアウトも変えられるので、こじんまりしたパーティーにも使えるそう。スピーカーも完備!
P1070610じゅん散歩にも登場!

P1070607油そば力さん、ごめんなさい、トイレのメッセージがかわいかったのでご紹介。お店を訪ねたら、蛇口はちゃんとしめてくださいねお客様。

P1070612入り口↓

P1070606普通盛、大盛、特盛、全メニュー同料金!

P1070599お店に入るときに、食券を買うとスムーズ。買って入らなくても店主も女将も怒らないので大丈夫(^^)

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油そば 力

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yaguchisan-nigaoe150似顔絵はやぐちゆみこさん作♡

このブログは、ミャンマー出身の夫ゾゾと、大学1年生の娘ダズィン、高1の息子トゥエとの日々をつづっています。日本人同士なら暗黙の了解でわかるようなことが、了解にならず、それってありえない!ということが日常茶飯事。そんな、外から見たら笑っちゃえるかもしれない話を書いています。 1996年ごろ住んでいたミャンマーでの出来事や、近年遊びにいった各地の様子もご紹介。これから旅する方の、ちょっとだけでもお役にたてれば幸いです。
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