高校で軽音部に入っている息子は、音楽の幅を広げようと、いろんな年代の洋楽邦楽を借りてきて聞いています。この日は、1982年~1984年の洋楽ヒットを聞いていて、夫ゾゾにも私にも、懐かしくて懐かしくて。
夫とは年齢が私より1歳上なだけなので、好きな音楽がとても似ています。ゾゾはミャンマーで、私は当時はアメリカで聞いていた曲が、若かりし青春のひとこまとして心に残っているのです、ふふ。
この頃のヒット曲は、カルチャー・クラブの「君は完ぺきさ」とか、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズの「カモン・アイリーン」、ローラ・ブラニガンの「セルフ・コントロール」、メン・アットワークの「ダウン・アンダー」などなど名曲揃い♡ 懐かしい!と思う方は、同年代ですね(^^) こうして一緒に楽しめる物が1つでもあると、価値観がかなり違う我々のような結婚生活の救いになります。
つまらないことでイライラしていても、「あー懐かしい~! わあ、最高ー!」と思うと、鼻歌が出て、英語の歌詞がスゴくいい加減でお互い笑ったり。「いいよね、いいよね」と共感してしまい、イライラがひょろひょろ消えることになったりします。音楽のチカラですね。
ゾゾ「この時代の曲はいい曲がたくさんある! ミャンマーは1985年のころは、物は入ってこなかったけれど、音楽や映画は、たぶん日本よりも早く入ってきてたよ。だからこの時代の曲はよく聴いていて、すごく好きだった」
息子「へえ」 ゾゾ「この頃人気だったのはマドンナで、忘れられない曲はクレイジー・フォー・ユーだよ」。
息子「へえ。なんで?」
ゾゾ「ホネがトケたっていうのがよくて…」
息子「ぶーーーーーっなんだよそれ笑」
ゾゾ「ホネがトケルって言わない? ホネ~までアイしてホネまでアイしてホシイノヨ♫って歌あるじゃん」
息子「それは歌詞で、そのくらい好きでいて欲しい、という歌で、ホネがトケルとは言わないよ笑」
ゾゾ「昔会社の人が忘年会でいつもそれを歌ってたから笑」
ときどき面白い解釈で笑わせてくれるのもいいところです。
ミャンマーでは著作権という意識がなくて、海外の人気がある曲をカバーして、めちゃめちゃ人気になったりするので、山口百恵ちゃんが歌った「いい日旅立ち」や、「異邦人」を「ミャンマーの曲だ」と認識していることもしばしば。それは、カラオケで私が歌って発覚。ミャンマーのカバー力に驚きます。「川の流れのように」もそんな立ち位置だったような。
まあびっくりしますが、笑えるサプライズです。いつか馴染の曲を、ミャンマー語で歌えるようになってみたいものです。
→演歌好きなゾゾの記事はこちら→演歌-懐メロ 口ずさむ至福のひととき