ミャンマーでは、10月の満月の日に行われる火祭り、ことダディンジュのお祭りが行われます。
天から仏陀を迎えるために、その足もとを照らすという意味で、寺院やパゴダにろうそくなどを灯して祝います。
私がミャンマーでダディンジュを祝ったのは、ゴールデンロックとして知られるチャイティーヨーパゴダでした。
チャイティーヨーは、ヤンゴンのパゴダ、シュエダゴンに並ぶ聖地のひとつで、ゾゾ世代は休日といえばチャイティーヨーに上って参拝するのが最大のレジャーとも言われていたそうです。
山の頂上附近にあり、足で歩いて上がるのがもっとも功徳があるといわれます。
お年寄りや子供は、神輿のようなものに乗って、運んでいってもらうこともできます。
とはいえ、今は、みんな楽して功徳を得たいので(笑)ふもとからトラックが出ています。
このトラックが、細い山道を信じられないスピードで運転するので、初めてこのトラックに乗ったときは、あまりの恐怖で、生きて車を降りられますように、と真剣に祈っていたものです。
そのとき、一緒にいたゾゾのおばさんは、「落ちないよ」と胸を張って私に言いました。
私「どうして?」
おばさん「ここはペヤー(仏陀)に守られているからさ」
へえ、と思いましたが、後日、このトラックの転落したという話を何度か聞きました。
気をつけて、と言いたいところですが、こうしたことは、誰にも何もできませんよね…。
ダディンジュのときに訪れたチャイティーヨーは、参道一面にろうそくが輝いて、神々しい感じがしたのを覚えています。
が、
私はそのときお腹を壊して、ゆっくりと祭りを楽しむどころの余裕はありませんでした。
本当に悲惨なダディンジュでした。
さて、それはさておき、このお祭りが、日本でも体験できます。
10月4日(日)10:00~17:00 JR中央線中野駅北口 暫定広場で行われます。
ミャンマーの料理やお菓子が食べられたり、歌、踊りなども見られるので、お時間があればのぞいてみてくださいね♡
フレンドリーなミャンマー人の人たちと触れあえると思います(^^)
中央線中野駅で行われるダディンジュ祭りの詳細です↑
クリックするとちょっぴり見やすくなると思います。
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