宮城県や栃木県、茨城県などの洪水被害がひどく、被災された方々、地域の方々のことを思うと心が痛みます。
各地でまだ救助を待っている方もいるようで、映像を見ているだけでも怖さが伝わってきます。
先月はミャンマーも歴史的な洪水で大きな被害を受けていますが、自然の力の恐ろしいです。
1人でも多くの方がご無事で、みなさんが1日でも早くいつもの暮らしを取り戻せることを祈るばかりです。
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今年7月にミャンマーのマンダレー、バガン、インレー湖にご家族で旅をされたなおさんに、最新の現地情報のご提供をお願いしました。
今回は、前回のマンダレー編に続き、高速バスでのマンダレー→バガンへの移動と、バガンの様子をうかがいましたので、ご紹介させていただきます。
以下、なおさんのマンダレー・バガンルポです。
マンダレーに4泊5日した後、かなりの交通量の街から地方の緑のある地域へ移動できることがとてもうれしかったです。
マンダレーからバガンへ移動は白い大型バス。
一応Express Busという名でしたが、今回は観光客が私たちだけで、半分以上空席だったこともあり、”乗り合いバス”になってました(笑)。とにかく停まってはお客さんを乗せてました。
バガンのバスターミナルへ着くと、観光客が私たちだけだったので、当然タクシーのお兄ちゃんたちが
私たち目がけてやってきました。
ところがマンダレーで市内からバスターミナル20分程の距離が6000チャットだったのに、ニューバガンの私たちの宿まで10分から15分の距離なのに15000チャット(!)と言うんです。
観光地ですから、そうなるのかな~とも思いましたが、それにしても高すぎると思い、私たちはバスターミナルを歩いて出ていって、道沿いでタクシーを拾うことにしました。
でも、ターミナル内からずっと私たちを追いかけてきたお兄ちゃんがひとりいて、道沿いもずっと説得してきます。
暑いです。暑いので、私たちだって徒歩でホテルまで行こうとは思ってないけど…
このお兄ちゃん、ホントに人が良さそうで、でも彼の英語はいまひとつ分からない。でも確かに「7000チャットでいい!」と言ってる。
私の想像では…
「どこのホテル? ああ、そうか、オールドバガン辺りのもっといいホテルに泊まる金持ちかと思ったけど、そのホテル、高くないホテルだから、分かったよ!7000チャットでいいから! 暑いし、早く乗りなよ!」って感じ(笑)。
無事ホテルに着きまして、部屋を拝見。シンプルだけど綺麗で、清潔で、申し分なし!
Wi-Fiも使えます。でも部屋までは届かず、使えるのは受付横にある階段下スペースのみらしい。
でも、全然問題ないです!
というのも、部屋でWi-Fiが使えちゃうと、観光客同士が話す機会がないですよね。
このホテルのおかげで、この後の旅の情報をやり取りできるドイツ人女性と知り合うことができました。
階段下のスペースで、なかなかつながらないWi-Fiで苦労していたお陰で、ヤンゴンから夜行バスで到着した彼女と話すことができたんです。こういうスペース、旅行者にはありがたいです。
早速ホテル近くを歩いてみました。道端で遊ぶ子どもたち、バレーボールをしている青年たち、牛飼いのお兄さん、私たちが”わざわざ遠くから見にきた”パゴダは、普通に生活の中の風景でした。
到着した翌日、私たちはいろいろ寄り道しながらも歩きました。
ニューバガンからオールドバガンまでの往復!
はっきり言って、そんなことは誰もしてません。みんな自転車やスクーター借りてスススイーッと走ってます。
でも後日スクーターを借りてみて思ったのは、やっぱり徒歩でまわるといいということ。
写真をいっぱい撮れますから。
後半に続く…
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なおさん、ありがとうございます!
いや、なおさんスゴいです。バガンを歩いて見てまわるって勇気がいります。
バガンは、平均は35~40度近くまで上がるので、とにかく暑い。
とくに乾季で2~4月となると、ハンパではありませんので、行かれる方は暑さ対策を。
日傘、帽子、日焼け止め、肌を覆う薄手の長袖などをお持ちになるのをオススメします。
とにかく朝や、日が落ちたあとは、レストランに行く、とかその程度ならどうにか行けるかもしれませんが、オールドバガンからニューバガンまでは、車で10分ってスゴい。
追いかけてきたお兄ちゃん、半額以下にディスカウントしてくれるというのがほほ笑ましい。
ミャンマーの人らしい。仲良くなるとマケてくれますよね(^^)