お盆に連休をとれたゾゾは、高麗にある祖父母の家で、一足先に遊びにいった息子と合流。
翌日朝から巾着田で有名な高麗川で釣りを楽しみました。
家でもベタとか、プラティとか、エンジェルフィッシュとかを飼っているのですが、釣りも好きで、よくやります。
釣りをするのはよいのですが、伊豆などの海に行くと、ちょこっとやりたいだけなので、釣竿しか持って行かず、なんと、本格的に釣りをやっている人たちの近くに行って、釣りをはじめてしまいます。それでどうするかって、その人達がまくエサに集まる魚を、横で釣っちゃうんです。
そんな姿を見て、私は恥ずかしくて他人のふりをしてその場を離れつつ、釣り人に申し訳なくて。当然、その人達ににらまれます。それでもしばらくゾゾは素知らぬふりをして釣っているので、びっくりします。
「とにかくそれだけはやめてくれ」と懇願したので、最近は、錬りエサを作って行きます。
これだって、ある時、川で、変な物をくっつけて釣りのマネをしているゾゾの姿にたまりかねて、近くでバンバン釣っていたおじさんが教えてくれたものです。
錬りエサを教えてもらう前は、家からサキイカや(ザリガニ釣りじゃないんですけど…)、ウィンナーや、イクラを持って行っていました。もちろん釣れないので、ゾゾと一緒にでかけていく息子が不憫でしかたありませんでした(-_-)
ともあれ、今の錬りエサは、ホットケーキミックスに卵の黄味と、バニラエッセンス、そして食紅で作るんですが、これがよく釣れるそうで、この日は20センチ大の魚を20匹以上釣っていました。
大満足のゾゾとジュニア。結局朝9時からでかけて午後5時までずっと川の中にいたようです。
そして翌朝、また一足先に帰宅。なんと40キロあまりある道のりを原付きバイクで帰ります。しかも、そんな格好で乗っていいの? という感じですよね。ミャンマーのジョン・ローン、初登場です(笑)
バイクで帰るのは彼ひとり。「電車が嫌いなんだ」と言います。それもそうでしょうが、「電車賃を払うのがイヤ」なのです。バイクだと片道44キロ、往復約90キロで3リットルほどしか使わないということなので、往復400円程度。電車を使うと往復1300円なのでバイクはだいぶ安いですね。だからです。はい、締まり屋です。
以前、20年前に出会ったころ、自動販売機を見つめてかたまっていることありました。
どうしたの? と聞くと、ジュースを飲みたいけど、100円は高すぎるから迷ってるというんです。聞くと、当時100円は、ミャンマーだとだいたい1000円くらいの価値があったためです。それは、迷うかもしれませんね。
20匹釣った魚は川を後にするとき、生きていたものはリリースして、弱っていた魚やすでに死んでしまった魚は持ち帰りました。フライにして食べるのではありませんよ。
亀のエサにするためですって。死んだ魚で大丈夫なのかわかりませんが、今まだ生きているので、大丈夫だったのでしょう。