子どもが小さい頃は、連休には公園や遊園地に出かけたり、長い休みには近場に旅行に行ったりしたものです。でも娘も大学生、息子も高校生にもなると、バイトや部活で休み中も、親と休みが合うことは稀で、たまに合うと祖父母の顔を見に行くくらいが常となります。好きなことができるのはいいものの、一抹の寂しさを感じます。子ども好きの夫ゾゾは、子供がいないと「さみしい、さみしい」と一日中、つぶやいています。
この連休も、私は家にいて、子どもはほぼ家にいないので、ずーっと放置してきた押入の整理をすることにしました。ゾゾはまた自転車の修理か、何かを修理。
私の主な断捨離対象は、仕事の資料として購入した書籍類や雑誌、資料のコピー。本は、一度手もとに置くと手放しにくいものですが、また読みたくなったら買えばいい、として、お別れ。5年以上経過した確定申告の束とかもサヨウナラ。
代わりに久々に目にしたのは、夫と結婚した当時の写真やその後、まだお義父さん、お義母さんが元気だったころの写真や、子どもが生まれたときの日記や写真。さすがにこれは捨てられません。
懐かしくて、かわいくて。
2007年当時のCD-Rも出てきて、10年前の春にミャンマーを訪ねたのを思い出しました。道路の舗装状態や、店のテーブルなどを見ても、この10年の大きな変化を感じずにはいられません。
ちょうど10年前は、鶏卵の卸し業が軌道に載せた義弟がトラックを購入し、その荷台にゴザを敷いて、兄弟姉妹家族の子ども達や奥さんが乗って、ヤンゴン市内のゲームセンターやレストランに足を伸ばすことがしばしば。
どこにも行かないときは、家で近所の子ども達と遊び、大人はお茶を飲んでいたり。
今も、そんな風景は見られますが、スマホが普及しているのはミャンマーも同じで、ゲームやFBに夢中な姿も少なくありません。
いまもミャンマーは、のんびりしているようには思いますが、実際は、夫ゾゾの姉妹家族も忙しく、たまにミャンマーを訪ねても一緒に旅行に出かけたりすることはなくなりました。
小さくて無邪気で、ときどきダダをこねたり、甘えたりしていた子ども達も、自分の意志を持つようになりました。子ども達の早い成長に、夫も私もなかなかついていけず、拘束したり、心配しすぎたりする日々が続いています。子離れできない親の典型かもしれません汗
何が正しいのか。親として何ができるのか。迷って、ママ友と話したり、ネットで事例を探しても、考え方は人それぞれで気持ちの揺れ幅は増幅するばかり。当然ネットでは答えは出ず、結局は向き合って話をして、思いを受け入れて、信じて見守るしかないのでしょうね。
断捨離のおかげかどうかは定かではありませんが、胃の辺りに重石があるかのように苦しかった気持ちが、ふわっと軽くなった連休あけです。