ヤンゴン~バガン(マンダレー)のハイウェイGolden Tiger Restaurantでランチ休憩を取りました。 →115マイルのパーキングエリアでランチ休憩 義弟の知り合いで、ごちそうになったというところまで書きましたが、中華系ということもあるのか、どのメニューもとても美味。 私たちが好んで食べるミャンマー料理は、ミャンマーでは、「ヒン(おかず)」と呼ばれるカレー系や、野菜をたっぷり食べられる炒め物系です。 「ヒン」の中では、エビや豚、牛肉、マトン、魚、卵などが人気。激辛ではないので、子どもも食べられるのはこのあたりです。 中華系というだけあって、野菜炒めは絶品! 辛いのが苦手な方は、ゴロンと入っている唐辛子は避けてお召し上がりを。ゾゾのように辛くなくちゃ食べられないという人は、仕上げにどうぞ。ミャンマーの唐辛子はときどき異状に辛いとうがらしがあるので気をつけてくださいネ。特に、青くて小さい唐辛子は、タイのプリック同様、危険です。
ミャンマーの料理は、油返しと言われる方法で料理されていて、たっぷりめの油で玉ねぎや生姜、ニンニク、唐辛子を炒めてタレにして、肉、エビなどの具材を入れて煮込んでいきます。それで煮込んだ表面に油が浮いてくれば、できあがりの目安。だからどの料理も、皿の縁に油が黄色く浮いていますよね。
これ、「油っぽくてイヤだー!」と思ってしまうと、どれもこれも食べられなくなってしまうので、油が苦手なら具だけご飯に載せて食べましょう。でもね、この油には、香味野菜や肉、魚の旨味が溶け込んでるんです。わが家でもカレーをときどき作りますが、最後の最後まで油を食べたいので、空っぽになったお鍋にご飯を入れて、ガシガシかき回して油をご飯に吸わせて、最後まで食べきります。
野菜炒めの種類では、空心菜も人気があります。ニンニクのみじん切りを油でザッと炒めて塩、胡椒、醤油などで味付けただけなんですけど、激ウマです。空心菜の横にあるニンジンが載っている皿はサービスの生野菜。ニンジンとサラダ菜とか、もやしとかキューリとか大根などが載っていたりします。まんなかのふた付きの器には醤油漬けの唐辛子が入っていて、それを野菜にかけて食べたりも。
ミャンマー人はこうした生野菜をバリバリ食べますが、慣れないうちは用心することをオススメします。ちょっと危険かな、と思ったら、食べない方がいい、ということです。近年はミャンマーへの渡航者が増えるのにつれて、清潔ではない食べ物や水を感染源としているパラチフスにかかる人が増えているというデータがあるんです。こういう、外国人も多く、安全に気を配っているような店は比較的大丈夫かもしれませんが、用心に越したことはないので。でも、こういう野菜、カレーと食べるとおいしいんです。