ミャンマー旅行

壊れたスーツケース、携行品損害で保障してもらえる?

投稿日:2015年8月19日 更新日:


結婚する前までは、タイやインドネシア、マレーシアなどアジアのビーチによく遊びに行っていましたが、結婚後、ここ20年は、ほぼすっかりミャンマーばっかりです。

お盆や年末に日本人の夫婦、家族が帰省してごあいさつをするのと同じように、私たちも機会があればミャンマーのお父さんお母さん、親戚の皆さんに孫の顔を覚えて欲しいし、子ども達にもミャンマーに慣れ親しんでほしいという思いからです。
それでも私が行ったのも7~8回といったものでしょうか。

飛行機を利用すると、持ち物が迷子になるロストバゲージや破損ということも経験します。
以前、ミャンマーの空港で、スーツケースが壊れていたことがあったのを、すずめさんのブログ「日々、いと楽し」を読んでいて思い出しました。

すずめさんは、台湾や韓国を中心に、国内外を飛び回ってステキな写真とともに紹介しているブロガーさん。
つい先日まで、ご家族で世界遺産をまわるトルコ旅行にいかれてたんですが、最後の最後に経験されたロストバゲージについて詳しく書かれていました。
飛行機を利用すると経験しがちなことなので、ぜひ読んでみてくださいね。

さて、うちのスーツケースが壊れたのは、ミャンマーへの旅行が2回目か3回目の時。
バンコクからヤンゴンに飛んだミャンマー国際航空だったと思います。

壊れていたのは中くらいのサイズのスーツケースで、衣類などが軽めに入っていました。
ギュウギュウに物が入っていたら、もしかしたら割れなかったかもしれません。

そのスーツケースのボディ片面に、なにか尖ったもので圧迫されて割れた感じで、中心に穴があき、直径にして30センチ弱の範囲で亀裂が四方八方に入っていました。
想像するに、積むときにポーンと投げて、着地するときに、なにか固い物の角に激突して割れた、という感じ。

こんなときのために、私はひそかに海外旅行保険の、携行品損害のオプションに入っていました。
ゾゾは「自分は事故に遭って死ぬことはない」と考えているので、保険に入ることには反対しています。ですが、私は保険大国日本からの旅行者なので、当然入っていました。

しかしまずは、目の前にはバッキリ割れたスーツケースがあるので、どうしてくれるんだ、とゾゾは航空会社の職員に食ってかかりました。

「これではもう直すにも直せず、使えない。買い替えるしかない。まだ新しいスーツケースだったのに、めちゃめちゃ困る」と。

そして「待ってくれ」と言ったままスタッフはどこかへ消え、30分、1時間と待たされたので、「もう保険も入っているから、事故証明だけもらってくれればいい」と私はゾゾに頼みました。

「保障してもらえないなら、保険会社に修理代、弁償の請求をしたいから、事故証明書が欲しい」とスタッフに言いました。
しかし、夫と同じく、「保険」というものを理解していないのか、なかなか取りあってもらえない。

結論は、ありがたいことに、同等レベルのスーツケースを購入することに。いい人じゃないですか、スタッフさん。
試算して、60ドルの補償金を出してもらい、ボージョーアウンサンマーケットで買い直し、帰国時に無事使うことができました。

航空会社や、対応したスタッフにもよるかもしれませんが、荷物を受け取ったらすぐにスーツケースに傷がないかを確認して、万が一破損があった場合は、できるだけ早く航空会社スタッフに伝えるのがよいようです。
とにかく空港を出る前に手続きするのが、スムーズに進めるコツ。

保険会社に請求する場合は、破損の状況を写真におさめて、航空会社からの事故証明、さらに後日修理になるなら修理見積書や、修理、買い替えに払ったものの領収書などが必要になります。契約した保険会社の約款やホームページで確認しておくと安心です。
(追記:海外旅行の保険はクレジットカード付帯のものでかなりカバーできることを、コメントでまーくさんに教えていただきました。詳しくはコメント欄をご参考ください)

私たちのケースはスーツケースを受け取り、「こんな傷あったっけ?」というレベルではなく、バキッと割れていたので、新規買い替えになったのだと思います。
高価なスーツケースで、部品の損傷などでは、交換、修理、というのもあるようです。

しかしこの一件のせいで、
ほらね、保険なんて入らなくても、交渉次第でどうにかなる」というゾゾの考えがより強くなってしまいました。
そのため、その後何度がミャンマーに行っていますが、いまだ保険は内緒で入っています。

うちのケースは一例ですので、参考までに。トラブルはないに越したことはありませんね。お気をつけて。

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執筆者:


  1. まーく より:

    別途、海外旅行保険契約をするのは無駄だと思いますよ。クレジットカード付帯の保険で充分だと思います。これまで携行品の破損や、旅行中の病気療養費は全てカバーできました。海外旅行の場合、そのクレジットカードでエアチケットを購入しなくても、渡航期間が証明できれば(パスポートの入出国スタンプページのコピー程度)、必要な書類を用意すれば問題なく保険金はおりますので、一度所有のカード付帯保険規約の確認をお勧めします。

    • 今日子 より:

      まーくさん
      ご指摘ありがとうございます!
      確かに…! クレジットカードに保険が付帯しているのを承知しているのに、毎回かけていました(^_^;
      まーくさん、携行品の破損なども全額大丈夫でしたか?
      私のクレジットカードでは、携行品損害1旅行につき20万円、救援者費用限度額100万円までついていました。
      安くかけた海外旅行保険より、しっかりしていたりして。。。
      私のカードは年会費1600円くらいのものですが、ここまで保障がつくなら、子どもたちも保険の手続きをせずに、カードを作って行く、という手もありますね。
      ありがとうございました(^^)

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