ミャンマー旅行の準備に追われるうちに、あっというまにお世話になった息子の中学校の卒業式を迎えました。
野球部の仲間と頑張って都大会に出場できたり、生徒会長として学校の規律を守る!と言って頑張ったりした3年間でした。
卒業式では、「別れの言葉」を贈り、卒業生からの歌の指揮をさせてもらえて、思い出深い一日となりました。…と感動するも、夫も娘もミャンマーです。
いつものことですが、ミャンマー出身の夫は、こうした式典には、必ずと言ってよいほど、出席しませんでした。
「男の仕事は、一家を養うことだ」ということで、運動会を見に行くとか、野球の試合を応援に行くとかで、仕事を休んだことはありません。
ですから、入学式も、卒業式も、2分の1成人式も、文化祭も、息子が野球で都大会に進んだときも、私一人で出席して、応援して、感動を分かち合ってきました。
ご夫婦で節目を祝いに来ている様子を見ると、喜びを分かち合えていいなあ、と思ったりしましたが、まあ一緒に参加しても…
「ずっと座っていてお尻が痛くなっ た」とか、
「スーツを着ると首がキツくてイヤだ」とか、
ビデオを撮っていても他のお子さんを撮っていたりするので、いつしか、まあ、いいか、と思うように なりました。
あ、数少ない参加履歴のなかに、少年野球主催の運動会がありました。
ミャンマーでは運動会などないため、「リレー」という競技をしたことがないゾゾ。でも、お父さん競技なので、「お父さん」だからということで参加。なんと、リレーなのに、「次の選手にバトンを渡す」というルールを知らず、2人分走りきってしまいました(ガーン)。
はい、知っているはず、と思ってきちんと説明しなかった私のせいです。ああ、ルール違反で負けてしまったあのリレー。思い出すと胸が痛いです。
というわけで、夫抜きで、無事卒業式をすませ、翌日、私たちも成田から飛び立ちました。