水かけ祭りでゾゾと出会ってから、いろんなことが急に動いて、半年くらいで結婚することになりました。
ゾゾの日本語はたどたどしかったのですが、何語だろうと、とにかくしゃべっていたい人なので、どんどん上手になって、会話はおおむね日本語と英語で通じあっていました(ように思えました)。
ゾゾはもともと明るい性格で、よくしゃべるし、好感度は高い(ジョン・ローン似ですから・笑)ので、両親に紹介したときも「今日子にはもったいない人だわ~」と即気に入ってしまい、なんと母がプロポーズをしたのでした…。
母「ゾゾさん、もうあまり若くないし、どう思っているのかしら?」
ゾゾ「はい?(←こういう遠回しに言う日本語は理解できない)」
母「今日子のこと。」
ゾゾ「はい?」(←まだ全然わかってない)
母「結婚よ、考えているの?」
ゾゾ「(目を丸くして)はい! 結婚したいです。結婚してください(させてください、でしょ!)」
母「あらうれしいわ。じゃああとでお父さんにも話してね」
というわけで、ゾゾは母の策略にまんまと引っかったのではないか、と思うわけです。
ゾゾと母の間で話しが進み、私はゾゾからのプロポーズもなく、なんとなく結婚へと進んでいきました。
こういうのはアリでしょうか?
最近、サプライズプロポーズというのがテレビで紹介されているのを見ると、なんだか羨ましい感じがします。
よく国際結婚(だけに限りませんが)では、「そんの許さん!」と親に反対されて駆け落ちして愛を育み、のちのち親と和解する、といったようなドラマを見たり、話しを聞いたりします。
うちの両親は、2人とも純粋な日本人ですが、日本人でなければいけないとか、仕事はこうでないといけないとか、そういう考えは、幸い持っていませんでした。
そのため、すっかりゾゾと打ち解けて気に入っていた父も、「仕事は大丈夫なのか」「ミャンマーには帰るのか」など2つ3つ聞いただけで、「よろしく頼む」という話しとなり、ほぼ決まったのでした。
こちらは決まったけれどミャンマーのお義父さん、お義母さんはどうなのか。
ゾゾは「電話で報告して、いいと言われた」というけれど、大丈夫なのか。
(私が親なら会ったこともない娘と結婚するって言われたら気が気じゃありません)
でも、もう行くしかありません。ミャンマーへ。
To Be Continued.
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